前日の雨から一転、天候に恵まれた鴨川秋季キャンプ第2クール2日目。
台湾遠征(Lamigoモンキーズ3連戦)参加メンバーはこの日の練習をもって鴨川を一旦離れ、13日から再合流が予定されています。
ウォーミングアップ後、メイングラウンドでは投内連係と牽制練習が組まれました。内野手が守備に就き、マウンドに上がったのは二木投手や岩下投手ら7人の投手陣。前クールから続いた3度のシート打撃を経たこともあり、グラウンドはこれまで以上の緊張感に包まれます。
1プレーごとにコーチ陣の声も響きますが、この日はそれだけではありませんでした。途中でプレーを停止して田村選手が内野手の位置まで駆けつけると、主に藤岡裕選手に関する気になった動きを皆に聞こえるように指摘。それに対して藤岡裕選手も質問を交えながら応え、三木選手ら他の内野陣も話に参加します。その間はコーチが介入することはなく、自分たちで考えをめぐらせ、選手のみの話し合いが発生する時間がありました。
その後は投手も野手も、ペアになって取り組むメディシンボールとチューブを使ったトレーニングと、最後にランニングを実施。秋季キャンプ全員参加の強化メニューは初日から一貫して行われています。
午後は井口監督が見つめる中、平沢選手と香月一選手が根元コーチの内野ノック。清水コーチと的場コーチ指導の捕手特守には、田村選手・吉田選手・宗接選手がそろって参加。室内では三木選手と加藤選手が並んでバットを振り続け、明日から遠征となる選手も、鴨川に残留する選手も皆、最後までじっくりと練習に励みました。
一部選手が対外試合へと向かう中、残留メンバーによる鴨川秋季キャンプ第2クールは日曜日まで続きます。