2009年12月25日(金)~27日(日)札幌ドームで開催される、小学5、6年生による12球団ジュニアチームNo.1決定戦「NPB 12球団ジュニアトーナメント ENEOS CUP」に出場するマリーンズ・ジュニアチームのセレクションや練習風景をお伝えします!!
8月の夏休みの3日間、千葉県総合スポーツセンター軟式野球場で「NPB 12球団ジュニアトーナメント ENEOS CUP 2009」に出場するマリーンズ・ジュニアチームのセレクションが行われました。
「NPB 12球団ジュニアトーナメントENEOS CUP」は、社団法人日本野球機構とプロ野球12球団が連携し、「子どもたちが“プロ野球への夢"という目標をより身近に持てるように」という考えのもとに企画され、今年で5回目の開催となります。
千葉ロッテマリーンズジュニチームは、マリーンズ・アカデミーのコーチも努める平井光親監督の下、「元気のあるチーム」を目指して選考が行なわれました。
今年は、千葉日報杯ベスト8チーム、千葉県少年野球連盟各支部からの推薦、およびマリーンズ・アカデミーの6年生から、約160名がセレクションに参加。18名が選抜されました。
選考には、平井監督のほか、同じくアカデミーコーチを努める武藤コーチ、昨年度のジュニアチームのコーチを務めた中野コーチ、そして今季のコーチを務める勝田コーチ・河村コーチらも加わり、一人ひとりを厳しい視線でチェックしました。
ベースランニング、キャッチボール、ポジション別に分かれての守備や、打撃による一次選考が8月18日と21日の2日に分けて実施され、最後にゲーム形式による二次選考が8月26日に実施されました。
選ばれた18名の選手は10月から練習に参加し、「NPB 12球団ジュニアトーナメントENEOS CUP」での決勝トーナメント進出、そして優勝を目指し、これから一丸となって頑張っていきます。温かいご声援のほどよろしくお願いします!!
8月下旬のセレクションで選ばれた18人の、マリーンズ・ジュニアチーム。その顔合わせ・初練習の日がついにやってきました。今日は、初練習の記念に特別に千葉マリンスタジアムを使用できる日だったのですが、天気はあいにくの雨・・・。
それでも元気に集合した、2009年の新生マリーンズ・ジュニアチーム。まずは本部室で、自己紹介と一言ずつ抱負を述べてもらいました。そして平井光親監督からも一言。みんな、決勝トーナメント進出、そして優勝目指して頑張っていきましょう。
今日の練習は、雨のため午前中はブルペンで、午後はまだ雨が降ったりやんだりしていましたが、マリンスタジアムの外野部分を使って守備練習を行いました。
来週は、近くの学校のグラウンドをお借りしての練習となります。そして、早くもキャプテンと背番号を決めます。
みんな、雨で濡れてしまったと思うけど、風邪をひかず、来週も元気よく集合してくださいね。
担当:高橋
マリーンズ・ジュニアチームの2回目の練習は、県内の学校のグラウンドをお借りして実施されました。
ウォーミングアップのあとは、連携プレーの練習、バッティング練習、試合形式での実践練習などを行いました。練習回数が限られる選抜チームでは、連携プレーを磨くのはなかなか大変ですが、ぜひ大会が行われる12月までに、息の合ったチームプレーを見せてほしいと思います。
そして、今日はキャンプテン選びと、背番号決めが行われました。キャンプテンには、明神学区の境くんが選ばれ、保護者の皆さんの前で抱負を述べました。持ち前の元気と明るさで、チームを引っ張っていってもらいたいと思います。
また、白熱した背番号決めでは、希望の背番号になった選手、第一希望の背番号になれなかった選手もいると思います。ですが、マリーンズ・ジュニアでは、背番号はあくまでただの番号です。背番号に関係なく、全員で力を合わせて、大会を勝ち抜いていきましょう。
担当:高橋
今日はジュニアチームの3回目の練習が行われました。
午前は守備中心のメニューでした。選手は集中し、声を掛け合って一生懸命取り組んでいました。試合で勝ちたいという気持ちがとても伝わってきました。
昼休みでは、選手同士楽しそうに会話をしながら食事をとっており、だいぶ打ち解けてきた様子です。
午後は打撃中心に行い、みんな鋭い打球を飛ばしていました。試合でも鋭い打球が打てるように頑張ってほしいです。
練習後には選手全員にマリーンズJr.のロゴが入ったバッグをプレゼントしました。選手たちは嬉しそうに受け取ってくれました。 保護者の方々も応援グッズのことなど話し合い、選手たちにも負けず、気合が入ってきた様子。 チーム一丸となって優勝目指して頑張って行きましょう!!
マネージャー:吉川
3週間ぶりにマリーンズ・ジュニアチームのメンバーが集まりました。Mのロゴが入ったおそろいの帽子と、背番号入りのベースボールシャツを初めて着用し、何だかチームの一体感が高まった気がします。
本日の練習は「公式練習」。大会事務局の方々がいらっしゃり、練習風景を撮影したり、試合用ユニフォーム・スパイクの採寸をしたり、大会スケジュールの説明などが行われました。
ここで、2009年千葉ロッテマリーンズ ジュニアチームのメンバーを紹介します。
背番号 | 氏名 | 所属チーム | |
---|---|---|---|
監督 | 21 | 平井 光親 | 千葉ロッテマリーンズ (マリーンズ・アカデミー ・テクニカルコーチ) |
コーチ | 20 | 勝田 正春 | 佐倉ビクトリー(監督) |
19 | 河村 宏治 | 福栄かもめファイターズ(監督) | |
選手 | 1 | 永田 大貴 | 子安クラブスポーツ少年団 |
2 | 津留崎 大成 | 中部ユニオンズ | |
3 | 斉藤 友梨乃 | 流山マリーンズ | |
4 | 黒田 達海 | 福栄かもめファイターズ | |
5 | 中山 大地 | 中部ユニオンズ | |
6 | 丸山 駿也 | 浦安ジュニアサンデーズ | |
7 | 笛田 翼 | 佐倉ビクトリー | |
8 | 内澤 優介 | 臼井レイカーズ | |
9 | 千鳥 康貴 | 佐倉ビクトリー | |
10 ◎ | 境 優多 | 明神学区スポーツ少年団 | |
11 | 三河 聖央 | 茂原BBM | |
12 | 郡司 裕也 | ちはら台ファイターズ | |
13 | 網谷 圭将 | ちはら台ファイターズ | |
14 | 佐藤 虹輝 | 白子ジュニアサンダーズ | |
15 | 河村 佳祐 | 福栄かもめファイターズ | |
16 | 田野 有輝 | 鬼越・鬼高メッツ | |
17 | 金子 春輝 | 習志野台ワンパクズ | |
18 | 押樽 寿々佳 | 明神学区スポーツ少年団 |
注)◎はキャプテン
大会まで、あと2ヶ月を切りました。本番はあっという間にやってきます。
チーム一丸となって、ますます頑張っていきましょう!
担当:高橋
今日は初めての練習試合の予定でしたが、天候が悪く、残念ながら中止になってしまいました。
そのため、室内の練習場に場所を移し、バッティングを中心に練習を行いました。
ティーバッティングと、マシン2台を使ってのフリーバッティングを行いましたが、選手たちは鋭い打球を飛ばしていました。
来週も練習試合の予定です。
今まで行ってきた連係プレーや、サインプレーを確認するためにも、ぜひ晴れてほしいものです。
マネージャー:吉川
今日はNPB12球団ジュニアトーナメントENEOS CUP2009の監督会議と、組み合わせ抽選会を兼ねた記者発表が東京ドームホテルで行われました。
監督会議では、大会のスケジュールや、細かなルール確認などが行われました。
別室に移動しての記者発表では、まず各チームの監督が紹介されました。
その後、加藤コミッショナーからの主催者挨拶と、特別協賛/新日本石油株式会社の指宿部長によるご挨拶ののち、組み合わせ抽選会が始まりました。
予備抽選結果により、パリーグでは4番目にクジをひいた平井監督。抽選の結果、1日目に楽天イーグルス・ジュニア、2日目にオリックス・バファローズ・ジュニアとの試合が決まりました。
対戦相手も決まりましたし、マリーンズ・ジュニアの選手たちは、さらに気を引き締めていきましょう!
その後、各チームの監督から大会にかける意気込みが述べられました。 平井監督からは、「(決勝リーグが行われる)3日目まで試合ができるように頑張りたい」と、グループリーグ通過に向けた強い意志が語られました。
グループリーグを突破し優勝できるようにチーム一丸となって頑張っていきましょう!!!!
マネージャー:吉川 史
2009年11月21日 成東スタジアム
今日はチーム結成後、初めての練習試合が行われました。相手は市川市選抜チームでした。
前日の雨の影響で、予定していた球場のグラウンドコンディションが悪く、急遽、成東スタジアムに移動しての試合開催となりました。試合は2試合。
1試合目は初めてで緊張があったのか、皆なかなか打てませんでした。しかし守備ではほとんどエラーもなく、ピンチになっても踏ん張り、点を与えませんでした。後半になると少し緊張がほぐれたようで、2点取ることができ、初戦で初勝利を飾ることができました。
2試合目は打線がつながった上に、相手のミスも重なり、9点取って連勝することができました。一方、サインプレーや連携プレーなど、もっと練習しなければならない部分が沢山みつかったことも収穫でした。試合後にはその反省点を修正すべく、連携プレーの練習を行いました。
サインプレーや連携プレーは復習してしっかりと覚えましょう。
来週は、ヤクルトJr.との練習試合の予定です。風邪など体調を崩さないように気をつけてください。
マネージャー:吉川 史
2009年11月28日 ロッテ浦和球場室内練習場・ヤクルト戸田球場
今日はヤクルトスワローズJr.との練習試合を行いました。
午前中は、ロッテ浦和球場の室内練習場でサインプレーなど細かいことを確認しました。
午後はヤクルトの戸田球場に移動し、2試合行いました。
1試合目の前半はなかなか打線がつながりませんでしたが、中盤と後半は打線がつながり4点取ることができました。
守備では投手が安定し2失点しましたが、勝つことが出来ました。
2試合目は前半から打線がつながり2点取りましたが、後半はチャンスを作ることが出来るのですが、あと1本が出ず、得点することができませんでした。
しかし、投手陣が踏ん張り2対1で勝つことができました。
今日の試合で色々な課題がみつかりましたが、しっかりと修正し本番では今日以上のパフォーマンスが出来るようにこれからも頑張ってほしいと思います。
マネージャー:吉川 史
今日は鎌ヶ谷市内の学校のグラウンドを借りて練習を行いました。千葉県内各地域の選抜チームの大会と日程が重なり、11人での練習となりました。
午前は、フリーバッティングと走塁練習を行いました。フリーバッティングではみんな鋭い打球を飛ばしていました。走塁はとても上達しており、平井監督も褒めていました。良い所はさらに伸ばして欲しいと思います。
午後は試合に近い形でシートバッティングを行いました。色々なケースを想定し、そのケースにあったバッティングを要求される中で、なかなか思うようなバッティングができない選手がいました。
本番ではさらにプレッシャーのかかる場面が多いと思います。プレッシャーに打ち勝ち自分のバッティング、チームバッティングができるように頑張って欲しいです。
その後は内野と外野にわかれノックを行いました。選手たちは泥だらけになりながらも、ボールに喰らいつき、一生懸命声を出し楽しそうに頑張っていました。
今日は全員が揃わずチームプレーができませんでしたが、大会まであと20日を切り、北海道行きの日が迫ってきました。残りわずかの練習や試合しかできませんが、ここからさらに一致団結し、優勝できるように頑張っていきたいと思います!!!
マネージャー:吉川 史
昨夜からの雨の影響で、予定していた球場が使用できなくなり、急遽場所を変更して、市原市の養老川臨海公園野球場で、練習と壮行試合が行われました。合わせて、テレビの取材なども行われました。
壮行試合の相手は、昨年のマリーンズ・ジュニアだった中学1年生のOBチームでしたが、見事勝利することができました。
昨年あと一歩で決勝トーナメントに進めず涙をのんだOB達のためにも、この勢いを失わず、ぜひ決勝トーナメント進出、そして優勝目指して勝ち進んでいきたいものです。
最後に、本日は急な会場変更にも関わらず、球場の手配や整備にご協力いただいた関係者・保護者の皆さま誠にありがとうございました。
担当:高橋
今日は市原臨海球場で市原市選抜チームとの練習試合を行いました。試合は9イニング行いました。
なかなか打てず、良い打球が飛んでも野手の正面にいってしまうなど不運が重なってしまいました。結局打線が全くつながらず8回まで無得点でした。
守備では、エラーが多く少し集中できていない様子でしたが、ピッチャー陣が何とか3失点と踏ん張りました。
最終回で、チャンスをつくり粘りを見せましたが、あと1歩及ばす、チーム結成後初めて2-3で惜敗となりました。
午後は場所を移動し、試合での課題を修正する練習を行いました。選手たちは試合で負けてしまった悔しさを噛み締め取り組んでいました。その気持ちを忘れずに本番での勝利につなげてほしいと思います。
マネージャー: 吉川 史
今日は、ロッテ浦和球場で横浜ベイスターズJr.と埼玉西武ライオンズJr.との練習試合をおこないました。
さらに今日は、本番でも着るユニフォームが揃い選手達はとても気合が入った様子でした。
1試合目は横浜ベイスターズJr.と試合を行いました。
守備と投手が安定し、得点をあたえませんでした。攻撃ではビックイニングはありませんでしたが、小刻みに得点し、4対0で勝つことができました。
2試合目は埼玉西武ライオンズJr.と試合を行いました。
攻撃面は初回からチャンスを作るものの、なかなか得点することができず1点しか取れませんでした。守備面では投手が踏ん張っていましたが、連打され2失点してしまいました。その後逆転することができず、1対2で負けてしまいました。
今日の2試合での反省を明日の練習試合に活かし、さらには本番でベストのパフォーマンスを発揮し、優勝ができるように、あとわずかの期間ですが頑張っていきたいと思います!
マネージャー:吉川 史
今日もロッテ浦和球場で練習試合を行いました。相手はジャイアンツJr.でした。
大会前最後の練習試合ということもあり、選手達はとても気合が入っていました。
1試合目はジャイアンツに先制されてしまいましたが、直後に打線がつながり逆転しました。その後はなかなか打てず、得点することができませんでした。終盤に逆転されこの試合は負けてしまいました。
2試合目は打線がつながり一挙に4得点奪いました。しかしそのあとはなかなか打てず、得点できませんでしたが、投手陣が踏ん張り勝つことができました。
今日で練習試合は全て終了しましたが、今まで取り組んできたことを本番で発揮して欲しいと思います。
本番ではチーム一丸となり、優勝を目指します!!!!!!!!!!!
マネージャー:吉川 史
いよいよ明日から札幌に出発します。今日は出発前、最後の練習日。
市原市の養老川臨海公園野球場で、午前中に、サインプレーの確認や、実戦形式の練習など、最後の調整を行いました。
練習後には、全員がマウンドのまわりに集まり、練習締めが行われました。平井監督から、札幌では楽しんで野球をしようとの挨拶のあと、キャプテンの境君が音頭を取って1本締めを行いました。
明日は、全員が元気に、忘れ物なく、時間通りに羽田空港に集合してくれることを願います。
担当:高橋
10時の集合時間に全員が揃い、羽田空港を出発。雪の積もる札幌にやってきました。
新千歳空港からはバスで移動。札幌ドームに立ち寄って見学し、宿泊先の札幌プリンスホテルに到着しました。そして、夕方からは別のホテルに移動して、開会レセプションに参加しました。
8月のセレクションから早4ヶ月。ついに明日から大会が始まります!
担当:高橋
朝7時半にホテルを出発し、8時に札幌ドームに到着すると、ちょうど阪神タイガースJr.と中日ドラゴンズJr.の試合が始まるところでした。
試合の雰囲気を感じながら、レフト外野部分でのウォーミングアップを開始します。
そして、予定より少し早い9時57分、いよいよ千葉ロッテマリーンズJr.の最初の試合が始まりました。
先攻はマリーンズJr.。2アウトから3番・永田君のヒットを足がかりにチャンスをつくりますが、1回表は無得点に終わりました。
1回裏、対戦相手の東北楽天ゴールデンイーグルスJr.に立ち向かう、先発ピッチャーはサウスポーの三河君。1・2番から連続三振を奪う上々の立ち上がりを見せます。
試合が動いたのは2回、後攻の楽天イーグルスJr.5番の小野君が、1死からレフト方向へのソロホームランを放ち、先制を許します。
しかし4回表、マリーンズJr.は6番の三河君がセンター前ヒットで出塁すると、そこからチャンスを広げ、8番・津留崎君のライト前タイムリーヒットで同点に、そして2番・河村君のレフトオーバーの2点タイムリー2ベースヒットで勝ち越しに成功します。
その後は両チームの投手がふんばり、そのまま試合終了。初戦は3対1で、楽天イーグルスJr.に勝利しました!
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | R | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
千葉ロッテ Jr.ロ | 0 | 0 | 0 | 3 | 0 | 0 | 0 | 3 |
東北楽天 Jr.楽 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 |
明日はオリックス・バファローズJr.との試合。勝って決勝トーナメント進出を決めます!
担当:高橋
この日の第1試合で、同じ予選グループのオリックス・バファローズJr.が楽天イーグルスJr.に6対1で勝ち、この時点でマリーンズJr.とバファローズJr.が1勝ずつで並びました。
また、勝利数の次に決勝トーナメントの出場条件となる失点率でも、両チームとも7イニングスを1失点のため、同じ失点率となりました。
決勝トーナメント進出のために、バファローズJr.には勝つしかありません。(なお、勝利数・失点率で並んだ場合は、監督抽選により決勝トーナメントの進出可否が決まります。)
昨日に引き続き、大応援団が見守る中、マリーンズJr.の先発マウンドに上がったのは田野君。
初回はバファローズJr.打線を3連続ピッチャーゴロに打ち取り、素晴らしい立ち上がりをみせます。札幌ドームのスピードガンでもMAX122kmを計測。2回も先頭打者に四球を許すものの無安打・無失点に抑えます。
マリーンズJr.は2回、1死から丸山君が内野安打で出塁するとすかさず盗塁。そして、相手投手のワイルドピッチの間に、俊足をとばして2塁から一気にホームへ。
きわどいタイミングも、気迫のヘッドスライディングでホームに滑り込み、セーフ。足を活かした得点で、マリーンズJr.が先制しました。
その後、ランナーは出すも得点には至らないマリーンズJr.でしたが、バックの堅守にも支えられた先発の田野君が、バファローズJr.打線を6回1死まで無安打無得点に抑えるナイスピッチング。
最終回、エラーから2死3塁のピンチを招きますが、最後のバッターから三振を奪って試合終了。
田野君は7回を1安打完封と申し分のないピッチングでした。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | R | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
オリックス Jr.オ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
千葉ロッテ Jr.ロ | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 0 | X | 1 |
これで、決勝トーナメント進出と3位以上が確定しました。グループCからどのチームが上がってきても、この勢いで決勝まで勝ち上がりますっ!
担当:高橋
ついに大会最終日がやってきました。今日は朝8時から準決勝のため、6時20分にはバスでホテルを出発しました。
昨日のグループCの残り試合で、福岡ソフトバンクホークスJr.が勝ち抜け、今日の準決勝の対戦相手に決まりました。マリーンズJr.は先攻、3塁側のベンチで戦います。
8時、予定通りの時刻で試合が始まりました。先攻のマリーンズJr.は初回3者凡退に終わります。
1回裏、先発のマウンドにあがったのは、初戦で好投した三河君。
まずはホークスJr.の先頭バッターをレフトフライに打ち取りますが、その後、四球とヒットからピンチをつくると、ホークスJr.4番の熊本君にレフトへ犠牲フライを打たれ、先制を許します。
一方、マリーンズJr.は3回、四球と内野安打をからめチャンスをつくると、2死2・3塁から3番佐藤君がレフトへのタイムリーヒット。
2塁走者の内澤君は、惜しくもホームでタッチアウトとなりますが、貴重なタイムリーで同点に追いつきました。
しかし、ホークスJr.も4回裏に3本のヒットで1点を奪い、再びホークスJr.が勝ち越し。
流れがホークスJr.に傾きそうだった5回でしたが、1死から7番田野君がセンターへの打球を放つと、相手のエラーを誘い、なんと一気にホームイン!一瞬で同点においつきました。
点をとられても、すぐにとりかえす粘りをみせるマリーンズJr.は5回、前の回でマウンドを降りた三河君にかわり、この回からサイドスローの右腕笛田君が登板します。
その笛田君は先頭の1番打者をセカンドゴロに打ち取りますが、次の2番打者に四球、そして3番打者には2塁打を許し、本来の投球ができません。
ここでライトを守っていた永田君が救援でマウンドに。ホークスJr.の4番打者を1塁ゴロに打ち取りますが、この間にホークスJr.に1点が入ります。そして、ホークスJr.5番の田中君がレフトへの2ランホームラン。この回、ホークスJr.に3点が入り、5対2と3点のリードを許してしまいました。
それでも、最後まであきらめないのがマリーンズJr.。
6回表は、4番・郡司君、5番・河村君の連打、そして二つの四球で押し出しから1点を返し、5対3と詰め寄ります。
6回裏は、女子投手の斉藤さんが、1イニングを無失点に抑える好投。ホークスJr.に追加点を与えませんでした。
そして最終回、全員野球のマリーンズJr.を率いる平井監督はここから代打攻勢を仕掛けます。すると1死から、ここまでチームをまとめてきたキャプテン・境君がきれいなセンター前ヒットで出塁。そして続く代打・網谷君が粘って四球を選びます。これで1死1・2塁と、同点ランナーが出塁しました。
そして、2死となったのち、もう一人の女子選手として、代打・押樽さんが登場。鋭い当たりをレフトに放ちますが、野手の正面をつきアウト。5対3で、マリーンズJr.の惜敗となりました。
点を取られては、取り返しの白熱した好ゲームでしたが、あと一歩、ホークスJr.に及びませんでした。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | R | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
千葉ロッテ Jr.ロ | 0 | 0 | 1 | 0 | 1 | 1 | 0 | 3 |
福岡ソフトバンクJr.ソ | 1 | 0 | 0 | 1 | 3 | 0 | X | 5 |
試合後のロッカールーム。そこには、選手へのねぎらいの言葉のほかに、今日の試合の反省点を指摘する平井監督の姿がありました。
2009年のマリーンズJr.の試合は終わりましたが、選手達それぞれの野球人生はまだまだこれからです。今日の試合を糧に、これからもレベルアップしていってほしいという平井監督の思いが伝わってきました。
ホークスJr.に敗れたマリーンズJr.ですが、それでも3位という立派な成績です。決勝戦、ホークスJr.の優勝を見届けたのち、閉会式にて表彰が行われました。
表彰式のあとは、新千歳空港に移動し、18時の飛行機で羽田空港に戻りました。
そして…2009年マリーンズJr.もついに解散のときを迎えることとなりました。
解散式では、平井監督をはじめ、各コーチから選手への言葉が贈られました。
平井監督は、最後に選手達へのメッセージとして、帰宅したら必ず保護者や札幌まで応援に来てくださった方々にお礼をいうように…と伝えました。
しっかりとした「挨拶」。チーム結成当初から、平井監督が何度も口にしてきた言葉です。
今後の野球人生でも、そして野球以外の場でも、2009年マリーンズJr.のメンバー達には、しっかりと心がけていってもらいたいと思います。
そして、平井監督から選手全員に、「努力に勝る天才なし」と書かれたサインボールが手渡されました。
これで解散式は終了…となるところ、最後に選手達からサプライズで、監督、コーチ陣、そしてマネージャーと私に寄せ書きのプレゼントがありました。
本当にうれしい限りです。寄せ書きは大事に大事にとっておきたいと思います。
選手達は、これからそれぞれの道を歩みますが、シニアリーグや中学で野球を続けていくそうです。このメンバー全員が揃うのが今日で最後だったということに、なかなか実感がわいてきません。それはきっと野球を続けていればみんなに会える…そんな気がしているからだと思います。
感動を与えてくれた選手達、そして我々スタッフを支えてくださった勝田コーチ、河村コーチ、保護者の皆さん、そして熱い声援を送るために応援にかけつけてくれた皆さん、本当にありがとうございました。
担当:高橋