2010.07.10 SAT
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vs 福岡ソフトバンク 第13回戦

前回は幸先良く先制するも、終盤に試合をひっくり返され今季2度目の同一カード3連敗。今日から敵地・福岡に乗り込んでのホークス2連戦が始まります。これ以上の連敗が許されないこの試合の先発マウンドに、エース・成瀬を送りました。

先制したい打線は初回、1番・西岡がホークス先発・和田から4試合連続となる安打を放ち、2番・今江の犠打で2塁に進みますが、後続が打ち取られて無得点に終わります。

その裏、成瀬は3者連続三振に封じる上々の立ち上がりを見せると、2回に連打を浴びますが、後続をしっかりと打ち取る落ち着いた投球で得点を与えず。3回には1死から本多に左前安打を許しますが、捕手・的場が本多の盗塁を阻み、好投を続けます。

しかし成瀬を援護したい打線は2回、3回と和田の前に無安打に封じられ、先制のチャンスを作ることができません。4回には1死から4番・金泰均がフェンス直撃の二塁打を放つなどして2死1,2塁としますが無得点。6回にも今江、3番・井口の連続四球で無死1,2塁とチャンスを作りますが、得点には至りません。

一方尻上がりに調子を上げる成瀬も5回から4イニングス連続で3者凡退に封じる圧巻の投球を見せ、スコアボードに0を並べ続けます。成瀬、和田ともに要所を締める投球を展開し、5回以降は互いに安打を許さない投手戦となります。

終盤の猛攻で一気に試合を決めたい打線は9回、金泰均が左翼線に運ぶ安打で出塁し、続く大松の犠打などで2死1,3塁としますが、8番・的場の放った鋭い打球は右翼手・多村に阻まれ無得点。その裏、成瀬は2死から松田にこの試合初めて四球を与えた後、川崎に安打を浴び2死2,3塁。一打サヨナラの場面を迎えますが、オーティズを投ゴロに打ち取り試合は延長戦に突入します。

延長10回からは成瀬に代わり2番手・小林宏が登板。2死から失策と四球で2死1,2塁とされますが、代打・松中を左飛に抑えピンチをしのぎます。しかし11回、3番手・薮田が1死1,2塁の場面からオーティズに左中間を破る適時打を浴び、サヨナラ負け。今季2度目となる4連敗となりました。

先発・成瀬が9回まで無失点に封じる好投を見せるも、延長戦で力尽き敗れましたが、このまま引き下がるわけにはいきません。明日の先発は今季3度連敗を止めているマーフィーです。すぐに気持ちを切り替え、何としても勝利して再び良い流れを引き寄せましょう!

vs 福岡ソフトバンク 第13回戦

「走者を出してから、あと一本出なかった。成瀬が9回を無失点で抑えていたからチャンスで一本でていたらね。

成瀬は本当に前回同様いいピッチングをしてくれた。何とか援護してあげたかった。あと一本出ていればね・・・。

明日、明日だよ。明日の先発はマーフィーだよ」

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