2010.07.19 MON
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vs 北海道日本ハム 第13回戦

今日から敵地・札幌に乗り込み、前半戦最後のカードとなるファイターズ3連戦がスタート。先発のマウンドにコーリーを立て、序盤から猛打で圧倒した前日の再現を狙います。

そのコーリーを援護したい打線は初回、いきなり1番・西岡、2番・今江が連打でファイターズ先発・ケッペルに襲いかかりますが、後続が倒れ無得点に終わります。

一方のコーリーも安打と2つの四球で満塁のピンチを迎えますが、陽を三振に仕留め先制点を与えません。

3回、8番・里崎が四球で出塁し、犠打などで2死3塁とチャンスを迎えると、「前回、札幌で3タテを食らったので、この3連戦は絶対に勝ちたい」という思いでこの試合を戦う今江の左前適時打で1対0と先制。さらに今江が二盗を決めた後、3番・井口が中前適時打で続き2対0とします。

コーリーはその裏、田中賢に5号ソロ本塁打を許しますが、打線は4回、5番・大松が安打で出塁し、7番・福浦が左中間に痛烈な適時二塁打を放ち3対1。なおも2死から9番・岡田の「ゴロでなんとか内野の間を抜けてくれというイメージでバットを振った」という右前適時打で4対1と引き離します。

得点を取った直後をしっかりと無失点に抑えたいコーリーでしたが、その裏に糸井の12号ソロ本塁打、5回には稲葉の適時打を浴び4対3と1点差に詰め寄られます。

6回からは流れを変えるべく2番手・古谷が登板。得点圏に走者を許すも要所を締め無失点で切り抜けます。

すると7回、1死から岡田が左前安打で出塁し、すかさず盗塁を決めチャンスを作ります。続く西岡も安打で続き1死1,3塁。今江のスクイズは相手の好守に阻まれますが、2死1,2塁から井口が今日2本目となる中前適時打を放ち5対3。終盤に大きな追加点を奪います。

このリードを7回から登板した3番手・伊藤、8回から登板した4番手・薮田が守り切り、相手の追撃をかわします。最後は守護神・小林宏が今日も危なげない投球で締め、5対3で試合終了。対ファイターズ戦の連敗を4でストップしました。

コーリーは5回、93球を投げ被安打4、奪三振5、与四球4、失点3の投球内容で先発投手の役割を果たし、先発として連勝となる今季2勝目を挙げました。

打線が小刻みに得点を重ね、リードを救援陣が守り切る、まさに「和」の野球で粘り強く勝利。前半戦最後の3連戦初戦を幸先良く白星で飾りました。大嶺が先発する明日も勝利し、前半戦最後のカードを勝ち越しましょう!

井口選手

-今日のヒーローは2安打2本のタイムリー2打点の井口選手です。ナイスバッティングでした。

(井口)ありがとうございます。

-まずは3回、今江選手がタイムリーを打った後のいい流れでの場面でしたね?

(井口)そうですね。初回も1,2番と出てタイムリーが出なかったので、そういう意味では次の打席でしっかり打てて良かったと思います。

-さらに7回には追加点のほしいという場面で結果を出しました。

(井口)そうですね。本当にこの1点を取れば勝ちが間近というか、近づくという場面であの1本が打てたので、非常に今日は良かったと思います。

-井口選手は3試合連続のマルチヒットと打点となりますが、ご自身ではいかがですか?

(井口)そうですね。それまでずっと調子を落としていたので本当に前半戦残り2試合ですが、この調子で頑張っていきたいと思います。後半もっともっと上位を目指してがんばりたいと思うので、自分自身もチームももっともっと調子を上げていきたいですね。

-チームとしても2試合連続の2ケタ安打、そして連勝という形になりましたね?

(井口)そうですね。ようやく本来の打線に戻ってきましたし、勢いのあるファイターズが相手なので、なんとかここでいい形で勝ってまた後半戦に臨んでいきたいなと思っています。

-では最後にオールスター前最後の2戦、意気込みをお願いします。

(井口)そうですね。チームとしても残り前半戦2試合、非常に大事な戦いになると思うので、精一杯頑張っていきたいと思います。

-今日のヒーローは井口選手でした。ありがとうございました。

vs 北海道日本ハム 第13回戦

「今日は声を出しすぎて声が出ないよ。いい形の点の取り方が出来た。井口が良く打ってくれた。

2本目はスクイズを失敗した後だっただけに大きな追加点になった。今日はチームのいいモノが出た。攻撃も走塁もよかった。

投手では古谷が良く抑えてくれた。相手に行きかけた流れを切ってくれた。いい形で伊藤、薮田、小林宏に繋いでくれた。

競ったゲームをモノにするとチームに力がつく。明日もいい試合で勝ちたいね。明日の先発は大嶺祐太だよ」

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