2010.07.30 FRI
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vs福岡ソフトバンク 第15回戦

敵地・西武ドームでライオンズとの3連戦を2勝1敗と勝ち越したマリーンズは、今日から千葉マリンに首位・ホークスを迎える3連戦です。

首位奪還のためには落とせない初戦の先発は成瀬。1回は先頭の川崎に左前安打を放たれ、犠打で2塁に進まれますが、オーティズ、小久保を伸びのある直球で仕留めて無失点。2回も、3者連続の空振り三振を奪い、いいリズムを作ります。

しかし3回、1死から田上に中前安打を放たれると、続く川崎の打球を味方が失策。1,2塁とされます。ここで本多は打ち取った当たりとしますが、広く空いた一二塁間をしぶとく抜ける適時打となって0対1。先制を許してしまいます。

反撃を見せたいマリーンズ打線はその裏、ホークスの先発・山田に対して1死から1番・西岡が左前安打で出塁。2死から3番・井口も中前安打を放って1,3塁としますが、後続が倒れて得点を奪うことができません。

5回も1死から西岡が四球を選ぶと、2番・今江の右前安打と井口の四球で満塁となりますが、金泰均が併殺打に打ち取られてしまいます。

先制を許した後も好投を続け、4回から6回までを1安打無失点に抑えてきた成瀬は7回、2死2塁と得点圏に走者を背負います。しかし、長谷川を空振り三振に仕留めて、こん身のガッツポーズ。気合十分のマウンドさばきを見せます。

成瀬の熱投に応えたい打線でしたが、7回は3番手・攝津の前に3者凡退。8回は4番手・ファルケンボーグに対して先頭の今江が右前安打を放つものの、続く井口、金泰均ともにあと一本が出ず、本塁が遠いまま最終回を迎えます。

9回表、先頭の城所に右中間三塁打を放たれた成瀬は1死後、多村に中越え適時二塁打を許して0対2と点差を広げられてしまいます。なおもピンチが続きましたが、代打・ペタジーニ、松田を打ち取り、意地を見せた成瀬。逆転を信じてベンチに戻ります。

その裏は5番手・馬原に対して2死から代打・福浦が右二塁打を放ちますが、最後は8番・里崎が空振り三振に倒れて試合終了。ホークスの継投策の前に、0対2の完封負けとなってしまいました。

9回136球を無四球で投げきった成瀬の好投も報われず、ホークスとのゲーム差は2.5ゲームに広がってしまいました。明日は打線が奮起する番です。難敵・杉内を攻略して、ホークスに食らいついていきましょう!

vs 福岡ソフトバンク 第15回戦

「ソフトバンクは後ろの投手がいいだけに、何とか先発を打ち崩さなくてはいけなかった。

全ては5回。一死満塁で得点できなかったのが痛い。テギュンは少し気持ちが乗っていないように見えた。

先発の成瀬は良く投げてくれた。いい投球だっただけに何とか援護してあげたかった。本当に良く投げてくれた。

明日は打線が奮起してくれるだろう。明日の先発は吉見祐治だよ」

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