2021年2月1日(月)、石垣島春季キャンプが幕を開けました。
天候に恵まれたキャンプ初日の歓迎セレモニーで、石垣市の皆様へキャンプ受け入れの感謝を述べた井口資仁監督は「この1点を、つかみ取る。この1点、これを今年は全員で共有して、今日からキャンプインさせていただきます」と力強くあいさつしました。
午前9時になると、一軍と二軍に分かれて練習が始まります。
一軍のメイングラウンドでは、ウォーミングアップ、ベースランニング、キャッチボール、同じポジションの選手が集う内・外野別ノックと、3人一組での打撃、守備、走塁に取り組みました。
新キャプテンに就任した中村奨吾選手のユニホームには『C』マークが付き、初日から居残り特打に精力的に励む姿が印象的でした。また、ドラフト1位入団の鈴木昭汰投手は初のブルペン入り。二軍球場では鳥越裕介監督が新たに指揮を執り、今季のマリーンズを作り上げる過程が随所に見られました。
1月末に、マリーンズの継続的で大きなビジョンを伝える『Team Voice』のお披露目があり、チームスローガン『この1点を、つかみ取る。』も発表されています。キャンプ地を歩くと、野手の声が響くメイングラウンドの外野と、投手の熱気に満ちるブルペンにもスローガンの文字が掲示されていました。全員の心をひとつに、常に目標を忘れることなく練習に没頭していきます。
新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から無観客となった異例のキャンプ。“1点”の重みを胸に刻み、選手たちのし烈な戦いが始まりました。