2010.06.19 SAT
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vs 東北楽天 第6回戦

雨天のため水入りとなった昨日の試合。蒸し暑さに包まれた今日の先発マウンドにはエース・成瀬を送ります。対峙するイーグルスの先発は、こちらもエースの岩隈。パ・リーグ再開の試合は、エース対決で火花を散らします。

初回、成瀬は球威のあるボールと抜群のコントロールで相手打線を手玉に取り、3者連続三振という素晴らしい立ち上りを見せます。

先制点を奪いたい打線は2回、先頭の4番・金泰均が二塁打を放ち得点圏に走者を置く展開を迎えますが、後続が封じられて得点を奪うには至りません。

成瀬はその後も相手打線に安打を許さない盤石の投球を披露し、序盤は両チームのエースの意地がぶつかり合い、スコアボードに0が並ぶ緊張感あふれる展開となります。

しかし5回、成瀬は1死から高須に3号ソロ本塁打を喫し、先制点を献上。その後、2死1,3塁とされると、嶋に適時打を打たれてしまい0対2。中盤に入り、リードを許します。

打線は何とかして岩隈を打ち崩そうと攻撃を試みるものの、ことごとく得点の機会を阻まれ続け、3回以降は得点圏に走者を進めることができません。

すると7回、成瀬は先頭の草野に安打を許し、犠打と味方の失策で1死1,3塁のピンチを迎えます。味方の反撃を待つためにも相手の攻撃を跳ね返したいところでしたが、嶋に今日2本目の適時打を浴びて0対3。その後、2死1,3塁としたところで成瀬はマウンドを降り、2番手・内にバトンを渡します。後を受けた内は後続をしっかりと切って取り、この回のピンチを無事に脱出。内は、8回も相手打線を無失点に封じ、終盤での逆転劇を目指す打線の奮起を促します。

打線は必死に岩隈に食らいつきますが、尻上がりに調子を上げた敵のエースの前に反撃の糸口をつかむことができず、徐々に攻撃の機会を奪われていきます。8回からは2番手・小山に3者凡退に封じられてしまい、最終回への攻撃のみを残す苦しい展開に。

逆転勝利を信じて9回からマウンドに上がった3番手・秋親は、走者を出すものの無失点に封じて最終回の攻撃に臨む打線を鼓舞しますが、打線は敵の守護神・川岸の前に沈黙し、無得点。相手の継投の前に完封を許し、試合終了を迎えてしまいました。

パ・リーグ再開の試合は今季千葉マリン初の完封負け。しかし、明日は自身5連勝中のマーフィーが先発します。明日も自身の勝利で連敗を阻止し、ゲーム差2.5と開いた首位・ライオンズの独走に待ったをかけましょう!

vs 東北楽天 第6回戦

「チャンスは作ったけど、勝負所でいいピッチングをされてしまった。さすが岩隈だね。低目にボールを集められた。

成瀬は悪くなかったが5回だけ、ボールが高かったし甘く入ってしまった。こういう試合展開だったので先に点を与えてしまうと苦しくなる。

明日、明日だよ。選手達も悔しい思いをしているから、明日の試合にぶつけて欲しい。

今江の腰は良くなっている。いい場面があったら代打に送る準備はしていた。明日は様子を見て決める。

明日の先発はマーフィーだよ」

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