2012.10.02 TUE
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vs埼玉西武 第23回戦

絶対に負けられない中、2位・ライオンズとの2連戦第二ラウンド。打線が小刻みに得点を重ねると、中盤以降は救援陣が相手を封じて5対3。ライオンズに連勝し、大逆転でのクライマックスシリーズ進出の望みをつなぎました。

自身初の首位打者獲得へ、5番・角中のバットが今日も止まりません。

初回、2死2,3塁といきなりの先制機で打席に入ると、相手先発・石井の変化球を捉えた打球が右前に抜ける2点適時打に。「昨日もそうですが、初回に先制できると試合を優位に進められるので、最初のチャンスをモノにできて良かったです」と振り返った一打でチームに勢いをもたらします。

6回表には、1死から巧みなバットさばきで低めの変化球をすくい上げ、打球を中前へ運ぶ技ありの一打を放ちます。さらに2点リードの7回表、2死1,3塁から今日2本目となる適時打を左前へ運び、2試合連続の猛打賞を達成。新たなる”幕張の安打製造機”が、今日もチームを強力にけん引しました。

これで打率は.318まで上昇し、打率.312のライオンズ・中島に6厘差としました。「打っているのは全て甘い球。しっかり、見極めて甘いボールを打つことができている結果だと思います」と本人が語る通り、好球必打の姿勢がここにきて安打量産につながっています。

また、9番・細谷が持ち前のパワーを炸裂させました。2回表の第1打席は見逃し三振に倒れるも、「1打席目にボールを見すぎてしまって、重心が後ろに残っていたので、そこを修正して思い切っていきました。よく伸びてくれましたね」と振り返った5回表の第2打席。高めの直球を一閃すると、打球は左中間席に突き刺さります。今季初安打が今季初本塁打となって決勝点を生み、チームの勝利に大きく貢献しました。

1番・荻野貴は甘い球を逃さず打ち返し、8月7日以来の複数安打を記録。2番に座る清田も3回表に左前安打を放ち、これで9試合連続安打となりました。同級生の1・2番コンビがチームを勢いづけています。

中盤以降相手を封じた救援陣では、2番手・中郷の活躍が光りました。5回裏から2番手として登板すると、直球と変化球をコーナーに投げ分け、2回を投げて被安打0。3回、4回と2イニング連続で得点していた相手の勢いを完全に断ち切りました。

ライオンズに連勝し、良い形で明日のバファローズ戦に臨みます。エース・成瀬がこの勢いを加速させ、とにかく連勝を伸ばしていきましょう!

細谷選手

-今日のヒーローは決勝ホームランを打った細谷選手です!

(細谷)ありがとうございます!

-今シーズンの初ヒットが貴重な決勝ホームランとなりましたが、お気持ちはいかがですか?

(細谷)素直にうれしいです。いいところで打てたのでうれしかったです。

-今日はスターティングメンバーでやってやろうという気持ちがあったのではないですか?

(細谷)そうですね。前にもチャンスをいただいていたのですが、生かしきれていなかったので「今日こそは」という気持ちで臨みました。

-あの打席は先頭バッターでしたが、狙いだったり手応えはどうだったのでしょうか?

(細谷)あそこまで飛ぶとは思わなかったのですが、うまく力が伝わったのかなと思います。

-残り5試合、チームはもちろんそうですが、細谷選手にとっても来シーズンにつなげるために大事な試合だと思います。

(細谷)そうですね。来季につながるようにしっかりと結果を出して頑張っていきたいと思います。

-チームとしては勝ち続けなければならない。どんな風に戦っていきますか?

(細谷)チーム一丸となって頑張りたいと思います!

-おめでとうございました。

(細谷)ありがとうございました。

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