2012.10.03 WED
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vsオリックス 第24回戦

ライオンズに敵地で連勝し臨んだバファローズ戦。延長戦にもつれた試合は10回裏、バルディリスにサヨナラ打を浴び、1対2と非常に悔しい敗戦を喫しました。

先発・成瀬は苦しい展開ながらも、粘りの投球で試合を作りました。

成瀬は初回、四球と安打で無死1,3塁といきなり先制のピンチに。しかし後続を打ち取り無失点の立ち上がりを見せます。2回裏も2者連続死球と苦しい投球が続きますが、粘り強く投げ続け相手打線を封じます。

3回裏も先頭の大引に四球を与えるも、中軸を封じ込め得点を許しません。西本投手コーチも「1、2回はどうなるかと思ったけどなんとかゼロに抑えている。エラーもあったけどやっと自分のペースになってきた」と成瀬の投球を評します。

中盤に入ると成瀬は落ち着きを取り戻します。4回裏は2死から自らの失策で走者を出すも、変化球を低めに集め無失点。5回裏には初回以来となる安打を宮崎に打たれますが、その後2三振を奪うなど相手の追撃をかわします。

7回裏、難なく2死を取った成瀬でしたが、大引に左翼席へ運ばれる一発を浴び1対1の同点に。成瀬はこの回限りで悔しい降板となりますが、苦しい投球内容の中、粘り強く投げ続けました。特にT-岡田、李大浩、バルディリスの中軸は完全に封じ込めています。

成瀬の後を受けた2番手・益田は、持ち前の強気の投球で相手打線を封じました。

8回裏、マウンドへ上がった益田は相手中軸から難なく2死を取ると、同じ新人の川端と対峙。空振り三振に仕留め3人で料理します。9回裏も続投となり、直球と変化球のコンビネーションで安打を許さず。2回無失点の好救援を見せました。これで2試合連続のホールドを記録し40ホールドに到達。新人王に向けて邁進します。

また、今江は攻守に渡り、そのキャプテンシーを発揮しました。

2回表、2死の場面で打席へ入った今江。相手先発・木佐貫の投じた初球である甘い変化球を見逃さず振り抜くと、打球は大きな当たりとなって左翼席へ。「久しぶりに自分のいいスイングができたと思う」と自画自賛の一発となった一振りは、9月26日以来となる6号ソロ本塁打となりました。

8回表、今江は1死から左前へ痛烈な安打を放ち出塁。9月27日以来の複数安打をマークしました。

豪快な打撃を見せた今江は、守備でも魅せます。5回裏、無死1塁の場面でT-岡田が放った3塁線への強烈な当たりを飛び込んでキャッチ。併殺こそ取れませんでしたが1塁走者を封殺し、相手のチャンスの芽を摘み取るビッグプレーとなりました。攻守でチームを鼓舞した今江の姿は、残り4試合となった今後の戦いでもチームに勢いを与えるはずです。

非常に悔しい、無念の黒星を喫したマリーンズ。しかし、下を向く訳にはいきません。6日は再び西武ドームへ向かいライオンズと対戦します。投打ともに圧倒して連勝した前カードの戦いを再び繰り広げましょう!

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