2012.10.06 SAT
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2X
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vs埼玉西武 第24回戦

敵地で迎えたライオンズとの今季最終戦。先発・藤岡がテンポの良い投球で相手を抑えていくと、0対0の7回表に井口が均衡を破る11号ソロを放ちます。しかし、最終回に逆転を許して1対2。悔しいサヨナラでの敗戦となりました。

先発・藤岡は序盤から直球で押していきます。初回は2死から走者を出しますが、4番・中村を難なく退けます。2回裏も四球から走者を背負いますが、ここも相手に得点を許しません。

球が低めに集まり始めた3回裏は今日初の3者凡退。勢いに乗る藤岡は4回裏も無失点で切り抜けます。迎えた5回裏に先頭のヘルマンを空振り三振に仕留めると、続く上本の打席で今日最速となる145キロの直球を投げ込むなど、相手を圧倒。5回まで被安打ゼロと、ここまで圧巻の投球を見せます。

6回裏は1死から浅村に今日初の安打を浴びて、その後2塁に進まれますが、ピンチを背負った藤岡はギアを一段階上げます。2番・秋山との勝負では全7球中6球で直球を投じて左飛に打ち取ると、続く鬼崎も直球で打ち取りピンチを切り抜けました。

7回裏途中に降板となった藤岡ですが、6回0/3で90球を投げ、被安打2、奪三振1、与四球3、無失点。「今日は打者に攻めていってる感じが伝わってくる」と西本コーチが語る通りに直球主体で押した今日の内容は、来季の飛躍に向けて大きな期待を抱かせるものとなりました。

打線では、4番・井口が値千金の活躍を見せました。0対0のまま迎えた7回表、先頭打者として打席へ。「とにかく、チームの勝利だけ。藤岡も頑張っていたからなんとか援護したかった」という気持ちで相手先発・岸の変化球を振り抜くと、痛烈な打球が左翼ポールを直撃する11号ソロに。待望の先制点が井口のバットから飛び出し、チームに勢いを付けました。

また、9番・鈴木は3回表に岸が投じた高めの直球を捉え、9月29日以来の安打を記録。今日先発した藤岡とともに、来季はチームを引っ張る活躍を期待したいところです。

ライオンズとの今季最終戦を勝利で飾ることはできませんでしたが、まだまだ今季の試合は残っています。最後までしっかりと戦い抜き、来季へ向けての上積みを作っていきましょう!

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